- 2013.6.15
- ブログ | 沖縄の楽しいを探そう |
想いを込めて
この頃、お天気雨によく出会います。
雨がザーと降っているかと思えば、
向こう側は青空、といういかにも夏の雨という感じです(^^)
6月と言えば、梅雨の季節でもありますが、
昔から6月の花嫁は幸せになれる、
という 言い伝えもありますね。
確かヨーロッパあたりから伝えられたものだと思いますが、
じつは沖縄にも「愛」にまつわる昔話があります。
なにげなく道に描かれているこちらの模様(・∇・)ノ
この2つの模様は、
八重山ミンサーに使われている模様です。
八重山ミンサーは、
3~400年の歴史があると言われていて、
昔は女性から男性へ、
この模様の入った帯などの織物が贈られていたそうです。
この模様の意味とは、
5つの■と4つの■で「いつの世までも」。
帯の端の方にある、ムカデの足をイメージさせる模様は、
当時は通い婚の風習があり、
「足しげく私の元へ来てください」という
想いが込められているようです。
織物ひとつで3、400年前の当時の様子が、
なんとなく想像出来るのがおもしろいです。
最近では、この模様が入った指輪もあり、
今日までの間たくさんの人が、
こうやって想いを伝えてきたんだな~と思うと、
ミンサー模様がもっと素敵に思えてきます(^^)
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