御菓子御殿におけるSDGsへの取り組み
- 2021年2月25日
- ニュース
御菓子御殿におけるSDGsへの取り組み
御菓子御殿では経営理念のもと環境に配慮した安心で安全な商品を提供し、思いやりとやさしい心くばりをもって地域社会に貢献します。
お菓子の製造販売を行う企業として美味しいお菓子をお客様に提供し続けることで世界の持続可能な目標であるSDGsに貢献していきます。
【地域との連携による取り組み】
沖縄県産お土産として定着している「元祖紅いもタルト」は1986年に読谷村の村おこし事業から誕生しました。現在、140戸以上の農家から紅いもを直接仕入れており、地元の農業者と有機的に連携し、それぞれの経営資源を活用して農商工連携の推進により地域活性化に取り組んでいます。
【安心安全な商品作りへの取り組み】
菓子製造工場ではISO、HACCP手法を導入し、安心して食していただける安全な商品を提供しています。
「元祖紅いもタルト」は無添加無着色の素材にこだわり、地域資源である沖縄の素材を活かした沖縄発の銘菓づくりに取り組んでいます。
【環境負荷低減への取り組み】
- 「元祖紅いもタルト」等の製造工程において、大量の紅いもをペーストに加工しているため、紅いもの皮などの残滓が発生します。その対策として微生物の力で分解し消滅させる「生ごみ処理機シンクピア」を導入して廃棄する残滓の減量化に繋げています。従来の焼却処分に比べCO2排出量の大幅な低減に貢献しています。
- 再資源化の取り組みとして、処理できなかった紅いもの残滓物を家畜の飼料としての活用を推進しております。
紅いもを含む飼料で飼育された養豚のお肉を自社レストランでの料理提供や、紅豚を使用したレトルトカレー「紅いもカレー」を販売し、農畜産物資源の食品リサイクルに取り組んでいます。 - 食品ロス削減の視点から包材レベル等の改良をし商品の賞味期限について見直しを行い、ムダな廃棄の抑制対策の実施をします。
食品廃棄物の削減を目指すことで環境負荷の低減に努め環境汚染、地球温暖化の対策に貢献してまいります。 - 紅いもペースト製造工場ではCO2排出抑制に資するクリーンなエネルギーとして太陽光発電システムを導入し、菓子製造工場、お土産店舗、レストランの照明はLEDへの取り換えを進めており、環境負荷の低減に努めています。
- 繰り返し利用できるオリジナルエコバッグ、布製のオリジナルトートバッグの販売や、お買い物特典としてオリジナルお箸をプレゼントすることで、来店するお客様へエコ意識の啓発に努めています。
- プラスチックトレーやショッピングバッグを地球環境に優しいバイオマス素材を活用することや過剰包装の改善に努めていきます。
【人材育成・食育の取り組み】
- 大型お土産店舗には沖縄の素材にこだわったお菓子の製造工程の見学や、社会科見学、インターンシップの受入れ、学生に対する講話活動など就業前の職業選択に資する取り組みを実施しており、ものづくり次世代の育成を行っています。
- 紅いもタルト作り体験や、毎年開催するケーキデザインコンテストでは食への関心を高めてもらえるように「消費する意味」を啓発する食育プログラムを実施しています。
- 食を通じた学びの提供として商品を社会福祉協議会、フードバンクを通して福祉施設や子供食堂等へ寄贈しています。