- 2011.4.8
- ブログ | 沖縄の楽しいを探そう |
アカマタ伝説
水曜日にご紹介した「浜下り」ですが
その浜下りの始まりは、沖縄の「アカマタ伝説」にあるようです。
という事で今日は「アカマタ伝説」を簡単にざっくりとご紹介します!
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昔美しい娘がいました。
ある頃、毎晩若い男が通ってきて
娘は妊娠してしまいました。
誰かもわからない人の子を身ごもったことでこまってしまった母親が
男を突き止めるため娘に次は男の髪に糸をつけるように言いました。
その翌朝、母親が糸をたどっていいくと洞窟にたどりつきました。
すると中から話し声が聞こえてきました。
「私は自分のタネを人間に宿させた」
「人間は利功だ。三月三日に海に行って波を7回浴びたら
海水に清められておなかのタネはすっかりおりてしまうぞ」
穴をのぞくと二匹のアカマタ(蛇)が話していました。
それを聞いた母親は娘を浜へ連れて行き
波を浴びせ、おなかのアカアタの子を出させたそうです。
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この伝説から沖縄では
旧暦の3月3日になると、女性たちは浜へ下り、
身を清めるようになったことが「浜下り」のはじまりだそうです。
[ちゃん ちゃん 終]
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